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ファイル単位で暗号化するメリットについて

2003/6/13
第三者に流出しては困るデータを、時間をかけて手渡ししたことはないか? あるいは逆に、重要なデータを、安全性を疑いながら、普通にメールしたりftpで送ったりしたことはないか?

強い暗号でデータを暗号化すれば、安全のために手渡ししていたデータも、メールやWeb、ftpなどでやりとりできるようになる。手渡しのための時間が浮く。 メール、Web、ftpといった、だれでもが使える基本的な手段で、重要なデータをやりとりできるのは非常にメリットがある。

さらに、重要なデータが強い暗号で暗号化されているなら、ISPのメールボックスを安心して使えたり、ファイルの置き場所としてレンタルスペースを安心して使えたりするので、経済的である。

そして、第三者による傍受が懸念されている「LAN型の常時接続環境」を利用している人とも、重要なデータを安全にやりとりできる。

また、Windows 95/98/Meといったセキュリティレベルの低いOSと、簡易なWebサーバーやFTPサーバーを使って、手軽に、かつ安全に大容量のファイルをやりとりできるようになる。

万一PCに侵入され、ファイルが盗まれた場合でも、それらに高度な暗号化が施されていれば、内容が漏れずにすむ。 暗号化したファイルと一緒に平文のファイルもあれば、内容が漏れてしまう。この問題については「暗号利用を補完するためのセキュリティ対策 超基本編」を参照。

ビジネス拠点間の通信を暗号化する方法には、パケットのレベルで暗号化するVPNもある。しかしVPNで通信路を暗号化するには、相当の準備と調整が必要だ。SOHO同士でVPNを構築することは、まずないだろう。

暗号ソフトでファイルごとに暗号化するなら、双方で同じソフトを用意するだけでよい。Codyの自己復号化ファイルを使うなら、ファイルを受け取る側にはソフトも不要で、パスワードだけ知っていればよい。


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