GnuPGのメインの目的は公開鍵暗号の使用だが、共通鍵暗号の機能もある。GnuPGの共通鍵暗号機能は、以下のような場合に役に立つ。
同時に、
GnuPGの共通鍵暗号では、暗号アルゴリズムとして以下のものを使える(デフォルトはCAST5)。
3DES, CAST5, BLOWFISH, AES, AES192, AES256, TWOFISH
本稿の操作では、AES256(256bit AES)を指定する。
また、本稿では、Windows用GnuPGについてのみ説明する。
あなたの相手も、同様にしてダウンロードしてもよいし、あなたからgpg.exeだけを圧縮して送ってあげるだけでも、英語モードでなら使える。
相手には"C:\gnupg"フォルダを作ってもらい、そこにgpg.exeを解凍させる。
"C:\gnupg"へのパスを設定しておく。この意味がわからない人は、暗号化するファイルを"C:\gnupg"に置けばよい。
コマンドプロンプトで、以下のコマンドを実行する。暗号化するファイルの名前は"doc1.zip"とする。
C:\>cd gnupg
C:\gnupg>gpg --cipher-algo AES256 -c doc1.zip
以下の1行が表示されるので、鍵(パスワード)を入力する。
Enter passphrase:
以下の1行が表示されるので、同じ鍵をもう一度入力する。
Repeat passphrase:
"doc1.gpg"という名前の、暗号化されたファイルが作られる。
このファイルを相手に送る。
暗号化ファイルを受け取った相手も、"C:\gnupg"へのパスを設定しておくか、暗号化ファイルを"C:\gnupg"に置く。
コマンドプロンプトで、以下のコマンドを実行する。暗号化ファイルの名前は"doc1.gpg"、復号後のファイルの名前は"doc1.zip"とする。
C:\>cd gnupg
C:\gnupg>gpg -o doc1.zip --decrypt doc1.gpg
以下の2行が表示されるので、暗号化に使ったのと同じ鍵(パスワード)を入力する。
gpg: AES256 encrypted data
Enter passphrase:
復号されたファイルが"doc1.zip"として作成される。
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